アーム軸受けにベアリングを採用した限定生産のアートモニターヘッドホン。
オーディオテクニカ/ATH-A1000は密閉型のヘッドホンです。ハウジングにチタンを採用したリミテッドモデルです。
ATH-A1000は密閉型ではありますが全体的にフラットです。いわゆる「密閉らしい鳴り方」を期待すると少々期待はずれかもしれません。「クセは無く、なんでもそつなく鳴らせる」特性が長所でもあり短所でもあります。低域は過度に出しゃばる事なく質も量も十分満足できますし中域〜高域にかけても繊細な感じがしますね。
同時期に発売されたW1000と比較してみると、明らかに「違うベクトル」で作られたモデルだなと感じます。全体的にフラットな両機種ですが、あえて言えば「W1000は空気感、A1000は臨場感」にベクトルが向けられている感じですね。ATH-A1000はフラットながらも若干低域〜中域の表現にスポットライトが当てられたモデルだなと感じました。しかし、過度に強調されず上品にうまくまとめられているのはさすがだなと感心しましたね。
[ ...すべてのレビュー(4) ]
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販売店 | 表示価格 | 送料 | 合計価格 |
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ATH-A1000はディスコン(生産完了)の為、流通在庫もしくはオークションで探すしかありません。 |
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買取店 | 買取上限金額(キャンペーン倍率適用価格) |
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¥ |
パーツの型番
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クラシック | 5.0点 |
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ジャズ | 5.0点 |
ポップス | 5.0点 |
ロック | 5.0点 |
あなたのレビューをここに載せませんか?広く皆様からオーディオテクニカ/ATH-A1000のレビューを募集致しております。貴方の「ハンドルネーム (特に希望のない場合は名無しさんと表記させて頂きます)」、簡単な分類ではありますが「各ジャンル評価点 (CLASSIC,JAZZ,POPS,ROCK) 各5点満点」と「レビュー文」を気が向いた時にでもメール頂ければ幸いです。
大体エージングが終わったのでA1000のレビューでも書きます。
まず装着感ですが、文句なしといえると思います。W1000ともA900以下のシリーズともちがうA1000独自のパッドは長時間付けていてもまったく違和感はありません。また、360グラムあって重いという話をよく聞きますが、まったく気になりません。ソニーのZ700は付けていて10分も経つと頭の頂点にすさまじい痛みを感じますが、こちらは上手く重さが分散されていてあまり負担がかかりません。
次に音の話をしますが、低音の力強さが主導権を握ったモデルだと思います。中音域から高音域も繊細にこなしますが、やはり低音域のエネルギーの印象がありますね。ただし、世間で言われているようにやはりフラットと言っていい位の話だと思います。解像度は文句なしです。これ以上高いモデルもあると思いますが、十二分に聞かせてくれます。A900以下のシリーズとは音場の広さと、音の深みとしなやかさで差があると思います。w1000 と比べても格下の印象がありましたが、対極のモデルと見ていいでしょう。ポップスやロックはW1000よりA1000のほうがはるかに上だと思います。
さて、そろそろセカンドインプレでもいってみますか。
前回レビューの時より音が澄んできました。当方よくポップスを聞くのですが、女性ヴォーカルの声が息遣いまでよく聞こえてきます。低音は、もともとそういうわけではないのですが説明のためにあえてたとえるとブーミー気味なのがしまってポンとスピーディーに伝わるようになりました。そして何より特筆するべきは解像度のバランスですね。高音域から低音域まで均一でつながりのよい音がします。ロックは音がはっきりして刺激的な音を聞かせてくれます。これも解像度が上がってきたためでしょうか。前回のときクラシックを少し低めに採点しましたが、使い込むと音の質がどんどん上がっていっていまではクラシックを聞いていても聞きほれるようになりました。
A1000は若者向けのヘッドホンのハイエンドという位置づけでいいとおもいます。
装着感は、まぁ他の方も書いているので書く必要は無いと思います。あえて言うなら、側圧がややゆるい。普段付けない時は輪ゴムで側圧強くなるよにとめてます。
このヘッドホンはまさしくオールジャンル対応。だがやはりロックに向いていますね。これでロックを聴くとHD580の低音がもさもさに聴こえます。モニター系の音とリスニング用の音をミックスしたような感覚。広がりはもちろん580の勝ち。しかしA1000は密閉とは思えないような広がりを持っています。だからkintetsuさんも密閉的な鳴り方をすると期待はずれになるかもとおっしゃっていた所以でしょう。
低域は締りつつもパワーも有り。高域は繊細でヌケが良い。580のボーカルを暖かい音とするとA1000のボーカルはやや冷めた感じ。しかし、どちらのヘッドホンもリアルさを感じさせる。ここはほんとうにこの2機種をミックスしたヘッドホンが欲しいところです。私はこの2機種をジャンルによって使いわけています。クラシックには580、ロックにはA1000、ジャズは・・・迷うところですね。
付け加えると、A1000はいわゆる音響系ロックと言われている作品(radioheadやらトータスやら)にピッタリ。生音も電子音もうまく鳴らしてくれます。まぁ、それ故に中途半端と評価される方もいらっしゃいますが、こーゆうバランスの良い優等生なモデルも良いものですよ。
鳴らしっぱなし2ヶ月程度なのでそろそろインプレでもと…
使用しているヘッドフォンアンプが東京サウンドValveXなのを先に明記しておきます。
全体的に解像度が均一でスッと違和感無く音が消えていく感じ。ジャンルに対しての得手不得手がほぼ無いので、映画やゲーム等にも向いてると思われます。密閉型ゆえに中低音にやや振られているといった印象で、他レビュアーさんのいう通りフラットと言っていいですね。これ目当てに買ったといっても過言ではないので満足しております。
MDR-CD2000からの乗り換えですが、低音に締まりがあり、奥行きや音場などの付加情報が判り易くなりました。高音は解像度↑のせいもあり質感がいい感じ。オーテク全般にいえる事ですが付け心地がもの凄くいいですね。上位機種下位機種に限らず装着感がいいので、完全に音の良し悪しやコストだけで悩んだり出来るのも◎。音楽聴きながら眠ってしまうってのは以前はありませんでした。
ヘドホンナビ的点付けするとしたら
CLASSIC : 4点
JAZZ : 3.6点
POPS : 3.8点
ROCK : 4.4点
といった感じでしょうか。
ピアノ、高めの人の声、ベースギター等が特にいい音してます。
A1000とA100Ti比較試聴して結局A1000を買いました。
A100Tiの方が低音良く出てる感じですが、いわゆるボンボンした感じでした(因みに自分はハードロック,メタル,プログレをよく聴くので低音重視派ではありますが…)。ただ、空間感(?),音場でいくとA1000の方が広がりあるし、低音もA100Ti程押し出されていないけど絞まった低音という感じです。
装着感はA1000の方が断然良かったです。まぁルックスもA1000の方が渋くて好みですし、新型&限定というのにも心引かれたのも少なからずあるのですが…。