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形 式 | : | コンデンサー型 |
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タ イ プ | : | オープンエアー |
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静電容量 | : | 120pF (ケーブル含) |
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音圧レベル | : | 100dB/100Vr.m.s. |
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再生周波数帯域 | : | 7〜41,000Hz |
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ケーブル長 | : | 2.5m、LC-OCC |
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重 量 | : | 約450g (ケーブル含む) |
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STAX Basic systemII [SRS-2020]
- 特徴
- 得意ジャンル
ベーシックシステムIIはイヤースピーカー「SR-202」とドライバーユニット「SRM-212」の組み合わせシステムです。この価格帯でこの音ははっきり言って反則ですね。ダイナミック型では出し切れない音の粒の細かさ・艶があますところなく伝わってきます。非常にのびやかで艶っぽい中〜高音域は素晴らしいの一言。
あえて粗を探すとドライバーユニットの力不足を感じますが、「SRM-717/SRM-007t」との比較なので致し方ないでしょう。試聴されたことの無い方は是非試聴してみて下さい。はっきりと体感できる力の差を感じる事が出来ますよ。市販のミニプラグ⇔RCAピンジャック変換ケーブルやアダプターを使用する事で、TVやVIDEOなどのヘッドホンジャックにも接続することもできます。
[Kintetsu]
- スタックスからのコメント
- SRS-2020は静電気の吸引反発の力を利用して、2ミクロン以下の極薄のフィルムを振動板に触らずに振動させて音を出します。CDプレーヤーの出力端子に接続するだけで手軽に高音質が得られ、プリメインアンプの「RECアウト端子」などに接続すれば、既存のシステムにも簡単に組み入れて使用できます。CDジャケットサイズくらいのコンパクトなドライバーユニットは、手軽にポータブルCDプレーヤー等と一緒に持ち運び出来るため場所を選ばず楽しむことができます。
- スタックス本社での簡易試聴も可能です
- 直接技術者の方にアドバイス頂けるのでとても参考になりますよ。興味のある方は是非訪れたし。
- 参考ページ
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個人的ジャンル別評価 |
CLASSIC |
: 4.7点 |
JAZZ |
: 4.6点 |
POPS |
: 4.2点 |
ROCK |
: 3.6点 |
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メーカーリンク |
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メーカー希望小売価格 |
43,000円 (税別) |
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CLASSIC | : -.-点 |
JAZZ | : -.-点 |
POPS | : -.-点 |
ROCK | : -.-点 |
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| 名無し氏のレビュー
本機はSTAXヘッドホンでは入門機(Basic2)という位置付けですが、これまでダイナミック型ヘッドホンの音しか聴いたことの無い人にとっては本機で一聴したたけでその凄さを実感すると思います。一言に繊細だといってもダイナミック型ヘッドホンの範囲でいう繊細さとは次元が違います。コンデンサー型ヘッドホンである本機は音の粒子が非常に細かいので、可聴帯の音すべてが耳障りすることなく自然に聴こえるように思います。それに解像度が非常に高いので、優秀なレコーディングをされた音盤を聴くと感動も一入です。私は本機を使い始めた頃、力強さという、ダイナミック型にもっている良い印象だったのが荒々しい、音の圧迫感が強いなど、悪い印象に変わったほどでした(今では双方の魅力を認識できるようになりました)。
繊細さが特長のヘッドホンは概ねクラシックやジャズ向きだという傾向が強いのですが、本機はポップスやロックで視聴した方がダイナミック型との違いが分かりやすいと思います。
●中高音域は特に耳につきやすく、周波数特性のバランスの悪いヘッドホンでは煩く感じるなど、その音楽の品位や印象を損ないかねない、重要な帯域だと思います。ダイナミック型ヘッドホンでは非常に優れたHD600やRS-1でさえ中高域は少し控えめに鳴らしているような気がします。本機は持ち前である、音の粒子の細やかさ、透明感を活かすことで量を抑えなくとも充実した中高音を快適に視聴することができます。とりわけ女性ボーカルは瑞々しい上品な声に生まれ変わります。これをバランスの悪い、特にダイナミック型で視聴すると乾いた、刺々しい声になったり、低・中音が強すぎて奥まって聞こえたりします。
●高音域は解像度の高さと相まってやや華やかですが刺激的な感じはしません。どこまでもスムースに伸びている感じが心地良いです。高域ではコンデンサー型の長所とオープンエアの抜けの良さが光ります。シンバルのような高域の音が、ダイナミック型では低・中域がよく出ている分、高域がマスクされ聞き取りにくかったのが本機ではしっかりと分離し、前方で鳴っているのが分かります。これだけでも音楽の雰囲気が随分変わるので、手持ちの音盤を聞きなおしてみるとそれまでとはまた違った印象を受けるのではないでしょうか。
●低音はやや特殊な鳴り方をします。ダイナミック型でいう振動板よりもはるかに薄い振動膜を振動させるためでしょうか、力強さではダイナミック型には劣りますが質感や密度感はダイナミック型以上に伝わってくるように思いますし、量的に不足しているという感じもしません。音楽ソースに応じて適度に出ています。切れのある、抜けのいい低音です。私はER-4の低音に似ていると思います(量的には本機のほうがよく出ています)。
繰り返しになりますが、本機はSTAXヘッドホンの入門機ですがダイナミック型では最高峰のHD600やRS-1、DT880などと比べても圧倒的な存在感があります。これだけのボリュームで国内メーカー商品として、しかも約4万円という安価で手に入るのだから驚きであるとともに、なにか誇らしさを覚える様です。本機はイヤースピーカーとドライバーユニットのパッケージ商品ですがそれぞれが上位モデルのイヤースピーカー、ドライバーユニットに流用ができるのでこれからSTAX商品にチャレンジしてみようという方にはいきなり上位モデルを選ばれるのも良いですが、本機から入ってまずそのすばらしさを実感し、それから徐々に上位モデルのイヤースピーカー、ドライバーユニットへ買い換えていった方がよりSTAX商品への愛着が増すと思います。併せてSTAXのホームページを見てもらうとコンデンサー型ヘッドホンの発音原理やSTAX40余年の歴史が分かります。
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| SRM-774氏のレビュー
まず音の話の前にですが、付け心地は別に悪くないと思います。イヤーパッドが硬いと思われる方は上位機種のパッドと交換するなどして改善できるようです。側圧もたいしてきつくありません。むしろ割とゆるい方ではないかと。なので、(する奴ぁいないでしょうが)頭振ったりしたらずれでしまいます。ですがまぁ、コードの長さの範囲内でうろうろするくらいなら問題ないです。ちなみにコードの長さですが、2.5mあるので短いか長いかは各自の使い方次第ですね。
またまたちなみに、ヘッドホンナビのページのスペック表には「再生周波数帯域 : 7〜41,000Hz 」「重 量 : 約450g (ケーブル含む) 」とありますが、再生周波数はBasicSystemそのままだと、ドライバーのSRM-212が20kHzまでしか出ないのと、イヤースピーカー本体の重量は295g、ということを付け加えておきます。
さて肝心の音の話ですが、全体的にこのサイトの
CLASSIC : 4.7点 JAZZ : 4.6点 POPS : 4.2点 ROCK : 3.6点
というのを信用してよいと思います。やはり得意とするのはクラシック系でしょうか。なんていうか空気感や音の余韻などがすばらしいです。この手のジャンルには間違いなくお勧めできると思います。かなり素晴らしい音が出ます。低音も心配するほどではないです。
つか買え!と言いたくなります。
いろんなところでみられるレビューそのまま鵜呑みにしてもガッカリすることはないでしょう。そこでクラシックやポップスなどは特にレビューするまでも無いと思うので補足的に、掲載されていないジャンルのレビューをしてみたいと思います。全てにおいて自分主観(さほど低音重視してません)ですのであしからず。
まず自分含めテクノ好きの皆様へ。
アンビエント系やエレクトロニカ等、空間系(?)テクノは聴けると思います。低音もそれなりに聞こえますのでいけると思います。ですが、いわゆるクラブ系トランス、DJMIXなど、クラブ志向で4つ打ちでノリノリでいくにはやや向きませんような気がします。シンセリフなどメロディーは綺麗に聞こえますが、体に響いてくる低音ではないのでちょとノリにくいかと。では実際のCDを例にします。あ、ですがどこそこがいいみたいに細かく言う気無いです。大まかに感じたことを。
Chicane「Behind the Sun」
このCDは4つ打ちトランスもあったりしますが、自分はとても楽しめました。クラブ志向って感じじゃないからでしょうか。それまでの環境よりも音がすごく綺麗に聞こえました。シンセのパッドとかすごく壮大な感じになりました。
砂原良徳 「LOVEBEAT」
一通り聴いてすごくよかったです。なんというかスペーシーな感じに浸れます。
自分ロックとかあんま聞く人間ではないですが
マリリン・マンソン 「ANTICHRIST SUPERSTAR」
MESHUGGAH 「RARE TRAX」
Blind Guardian 「NIGHT FALL」
とか聴いてみました。お上品な感じ(歪み感が少ない?)ですが、おおむね聞けると思います。音の壁というか、ドオォォォって聞かせる(?)ようなのはダイナミック型のほうが気持ちよく歪んでくれるかも知れません。
全体的に、巷で言われているほど低音は心配する必要ないと思います。ドライバのグレードアップによってだいぶ改善されるようですし。あと、しっかりとしたスペースで試聴できたらした方がいいと思います。音楽なんか好みの差が激しいので、ご自分で聴くのが最善の方法かと。
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| F氏のレビュー
Basic Systemは中高域にかけてのクリアな音にまず驚かされました。高域は主張が強く、だからといってきんきんとして耳に突き刺さるような感じではない、ある程度の上品な滑らかさのようなものを感じました。高域から中域にかけては幅広く、音を隅々まで捉え表現してくれるような感じです今までは気づいていなかった音の粒の一つ一つを正確に捉え、魅力的に聴かせてくれました。低域は中高域に比べれば主張は少ないものの、不足なく鳴らしてくれました。中高域に花を持たせるための裏方に徹しているような感覚です。女性ボーカルをつややかに表現してくれたり、クラシックをよりいっそう深く楽しませてくれました。
装着感に関してはよいほうだと思います。ただ、自分はヘッドバンドを一番下まで下げないとうまいこと耳にフィットしてくれなかったので個人的にはやや微妙でした。
なお、音に関しては文句なしなのですが残念ながらどうもBasic Systemと自分は相性が悪いようで、2〜3曲聴き終えただけで耳のふちの辺りがちりちりとしびれるような感覚で痛み出し、それを我慢して聞いていると一度は落ち着くものの、のちに頭皮がしびれるような感覚に襲われました。今までにない中高域の音を楽しめただけに残念です。いつか静電型に似たたたずまいを持つというK501を試してみたいと思います
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スタックス BasicsystemIIの販売店・価格情報 |
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販売店 | 表示価格 | 消費税 | 送料 | 合計(目安) |
大竹電機 |
33,800円 | 別 | 別 | 36,490円 |
フジヤエービック |
34,500円 | 別 | 別 | 37,225円 |
エイプラン |
35,470円 | 別 | 込 | 37,244円 |
シマムセン |
35,900円 | 別 | 別 | 38,695円 |
逸品館 |
36,000円 | 別 | 別 | 38,800円 |
光陽電気 |
36,550円 | 別 | 別 | 39,378円 |
AVスポットフジ |
42,000円 | 込 | 込 | 42,000円 |
エアリー |
お問い合わせ | -- | -- | お問い合わせ |
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合計目安価格はあくまでも目安です。詳細は各販売店様にご確認願います。 |
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合計目安価格は『表示価格』+『消費税5% (税込の場合は+0円)』+ 『送料一律1,000円 (送料込の場合は+0円)』で算出しております。 |
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