CUSTOM ONE PRO 価格比較とレビュー

CUSTOM ONE PROは密閉型のヘッドホンです。バスレフポートの開け閉めによって4段階で低音の鳴りっぷりを調整出来るバリアブルバスレフシステムを搭載した、その名の通り音質カスタマイズモデルとなります。

• 4段階で低音の量感が調節可能
• 交換可能なハウジングプレート
• 新開発のベロシティドライバーを搭載

• ロック
• ポップス
• ジャズ

左右ハウジングそれぞれに4段階の可変バスレフポートを搭載し、自由に低音の量感をコントロール出来るCUSTOM ONE PRO。電気的ではなく物理的にサウンドカスタムが可能な異色のモデルとなります。

バスレフポートのポジションはは全閉状態の「ライトベース」から「フラット」「バイブラントベース」、全開の「ヘビーベース」の4段階が設定されており、ポート全閉とポート全開では誰もが一聴して判別出来るほどの低域の音質差があるので、好みのソースやシチュエーションで様々な質で楽しむ事が出来ます。サウンドスライダーは左右ハウジングのそれぞれ斜め後方に設置されているため、さっと音質変化を楽しむ事が出来ます。4段階の各段階共によく個性付けされているので、じっくり聞くと同じソースでも全然違って聴こえるのが面白いですね。1粒で4度美味しいモデルと言えます。

なお、音質の変化は低音域のみとなり、中音域や高音域には全く影響を与える事がないので全然別物の鳴りっぷりに豹変するわけではありません。また、ポートを開け閉めする事で、必然的に密閉型から開放型へ変化するのも見逃せなく、遮音性を高めたいときはポート全閉、ちょっと拡がりを持たせたいときはポート全開とカスタマイズ出来ますが、遮音性自体の変化量はちょこっと変化したかなという程度であるのでその点は注意が必要です。

個人的に好みのバランスはポート3段階目のバイブラントベースがおすすめで、全体的なバランス感に優れ、厚みのある低音と適度に柔らかいナローな中低音、素直な中音、シャンとした高音と、適度に密な距離感が合わさって、なかなか楽しく聴かせてくれます。

国内ではあまりプッシュされていないのですが、実はヘッドバンドやハウジングプレートも交換が可能で海外ではカスタマイズパーツが豊富に用意されています。国内モデルでは使い道のない「六角レンチ」が付属品として付属してきますが、本来はこれを利用して、ハウジングプレートを好みのアフタープレートにカスタマイズする事が可能です。

ケーブルはメンテナンス性に優れた着脱式を採用しており、断線トラブルの際も容易に交換が可能となりますし、ケーブルをグレードアップしてカスタムするのも便利なモデルです。

CUSTOM ONE PROの真髄は過去DTシリーズManufacturerモデルであった「購入時に自分好みにカスタマイズする」からさらに一歩踏み込み、「買ってから自分でカスタマイズする＠音質もね」といったセルフカスタムの領域まで踏み込んだ事にあり、これは今までどのメーカーも成し得なかった偉業であると言えます。音質も見た目も、全体のカラーリングまで、飽きても何度でもスクラップ＆ビルド出来る、真の意味で一粒で何度も美味しいヘッドホンと言えます。

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• Phile-web 製品データベース

beyerdynamic/CUSTOM ONE PROの価格比較調査は毎日行っておりますが、最安価格は常に変動しておりますので念のため各販売店の最新の価格を必ず確認して下さい。

販売店の価格一覧表

販売店	表示価格	送料	合計価格
サウンドハウス	￥	別	￥
DMR	￥	込	￥
フレンズ	￥	込	￥
eイヤホン	￥	込	￥
フジヤエービック	￥	込	￥
system5	￥	込	￥
ONKYO DIRECT	￥	込	￥

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