SHURE
E2C
フルレンジのダイナミックドライバーを採用した、解像度の高さと低音の豊かな音質が特長の耳栓タイプのイヤホンです。
カテゴリ | ヘッドフォン |
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タイプ | カナル型 |
ドライバー | ダイナミック×1基 |
インピーダンス | 16Ω |
感度 | 105dB SPL/mW(1kHz) |
ケーブル長 | 約1.6m |
プラグ形状 | φ3.5mmステレオミニプラグ、金メッキ |
重量 | 約33g (ケーブル含む) |
[市場価格帯]参考値 :Discontinued[生産完了]
E2Cはカナル型のイヤホンです。低音の図太い量感と遮音性に優れたコストパフォーマンスの高いモデルです。
SHUREのカナル型イヤホンE2(E2c)は「シカゴ・イノベーション・アワード最優秀賞」を受賞した実力のあるイヤホンです。「音の粒を聴く」というより「音楽を楽しむ」用途に特化したイヤホンで、どんなジャンルの音楽でもそれなりにこなせるのが特徴。低域〜中低域がメインな鳴り方です。特に低音の量感はすばらしく本当にグッっときます。上記機種のE4C等と比較すると解像度不足でややベースラインが膨らみ十分に追えない感はありますが、この価格帯では比類無きその存在感を誇示してくれます。よくある安物のイヤホンのように「とりあえずベース上げとけ」的な安易な発想でないのが良いですね。中高〜高域はやや弱く薄い感じがしますが耳に障るシャリ感がないのが好印象。解像度は決して高いとは言えませんが価格相応です。そもそも超解像度を追い求める機種ではありません。いかに気軽に音を楽しむかという事にポイントが絞られています。まさに「音楽」という言葉に忠実に作られた製品です。
付属の「透明チップ」と「オレンジのスポンジ」は大・中・小の3サイズが用意されており好みで選べます。E1・E5では全く使えない「透明チップ」はE2に限り十分使いものになります(私の場合E1・E5ではスポンジでないとまともに装着できません。ポロポロこぼれます)。また、これを変えるだけでも音の傾向が若干変わってきますので装着感と相談しながら色々試してみるのもおもしろいですね。音質的にはスポンジが一番良いかと思います。透明チップではどうしても低音が逃げてしまいます。遮音性も良好ですしタッチノイズもほぼ問題無いレベルなので、通勤・通学でヘッドホンを使うのはちょっと大げさで気が引ける方やMDウォークマン等の付属のイヤホンからステップアップされたい方にぴったりでしょう。なお、ケーブルが断線しやすいので取り扱いには注意して下さい。
また、E2シリーズには様々な型番があり大変わかりにくいので整理してみますと、まず色ですが、 E2Cが透明、E2C-N・E2Gがマットブラックとなります。ユニットは「E2C=E2C-N=E2G」ですので音質的には個体差以上の差違はありません。また、E2C-NとE2Gは「本体」は全くの同一品で「型番」と「パッケージデザイン」が違うのみとなります。これはSHUREの戦略で「PSPを初めとするゲーム市場への布石で、新たに販売チャネルを構築する意図と狙いがあり、その為あえて同じ品をGAMING-EDITIONと定義した」との事です。ちなみに「C」は「コンシューマーのC」で、「-J」は「ジャパンのJ」つまり日本語verの事です。外箱や説明書が日本語であるとの事です。正規代理店(ヒビノやサウンドハウス)商品は現在すべて「-J」の日本語verですので一部表記が省略されているようです。また、「E2C-N・E2G」は「E2C」に比べコード長が約12cm程短くなります。また、現在のE2シリーズはどれも「MADE IN CHINA」となります。
最後に、くどいようですがE2はきっちりと装着されていないと「クソイヤホン」以外の何者でもなくなりますので、コツがつかめるまで装着法を色々試して見て下さい。コツとしては耳たぶの上をつまみ、装着し、耳たぶの裏側の「人指し指」と「なか指」を支点にドングリ部分を「親指」でグッと下に押し込む感じで装着してます。耳のひだにドングリ部分をめり込ませるようなイメージです。そしてさらに少しねじり込むと良い感じです。
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販売店 | 表示価格 | 送料 | 合計価格 |
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クラシック | 5.0点 |
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ジャズ | 5.0点 |
ポップス | 5.0点 |
ロック | 5.0点 |
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E2Cを購入しました。
私は、車中でクラッシックをiPodで毎日聞いていますが、すばらしいですね。インナーイヤーは、外部の騒音が遮断され、オーケストラの音が見事に再現され、音量も上げることなく聞くことが出来ます。ただ、装着が慣れないと難しいことと多少、無骨なことぐらいでしょうか。私は、BoseのQuietComfort2も持っていますが、このイヤホンは、値段もそこそこ安い方ですし、十分ではないでしょうか。そもそも、生演奏には到底かなわないわけですからね。
SHURE/E2について
装着感
オレンジの硬いスポンジと、白濁のゴム系のパッド(共に中サイズを比較)とでは、耳への当たりが異なる。ゴム系は少し重い異物感があり、この点では軽く、装着後に中で拡がっていくスポンジの方が軽減されているように思う。しかし使い込んでいくうちスポンジの戻りが弱くなり、かなり変形してしまうのでマメに交換するべきだろう。ポータブル機器につないでのアウトドア使用では、コードの取り回しがやっかいになる。太く硬く長い、というおよそインナーイヤー機種の使用環境にそぐわない特徴がそのまま災いしており、さらに耳の後ろから背中に流すしかないことが、結果として常に後ろ髪を引かれているようなストレスを生んでいる。構造としてソニーEX系のような真空状態的な圧迫感や風切音の混入はないものの、首の動きが狭められるなど、耳自体以外を含めた装着はかなり悪いといえる。
装着感は最高でした。耳の構造を利用して固定できるため自分の耳にぴったりフィットし、遮音性・音漏れともに問題ありません。自分は装着感はよいといわれるEX51でも耳穴にしっかり固定されずやや外れやすいという不便を感じていたのですが、E2の装着感はこの不満がまったくありませんでした。音もポータブル利用としてはまったく問題なく楽しくノリよく聞かせてくれました。