SHURE
E4C
どんなジャンルも高音質で再生する大人気のカナル型イヤホンです。
カテゴリ | ヘッドフォン |
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タイプ | カナル型 |
ドライバー | ダイナミック×1基 |
インピーダンス | 29Ω |
感度 | 109dB SPL/mW(1kHz) |
ケーブル長 | 約1.6m |
プラグ形状 | φ3.5mmステレオミニプラグ、金メッキ |
重量 | 約31g (ケーブル含む) |
[市場価格帯]参考値 :Discontinued[生産完了]
E4Cはカナル型のイヤホンです。豊かで芳醇な音質とバランスの良さが魅力のモデルです。
SHUREのカナル型イヤホンE4c(E4)は非常に完成度の高いイヤホンです。ある意味ではEシリーズ最高峰とも言えます。
というのも上位機種のE5は確かにEシリーズ最高の解像度と再生帯域を誇るモデルですが、デュアルドライバーのせいかボーカル帯域が不自然に引っ込みがちで、非常に再生ソースを選ぶ難しいイヤホンですし、そのコードの針金のような硬さと使用するにつれ緑のカビが生えたように変化するその出で立ちはとてもマニアックで扱い辛いものでした。
ところが、このE4cは妙な不自然さもなく、バランス良く元気に鳴らしてくれますし、コードも柔らかく取り扱いも楽です。
音質的に比較すると、EtymoticのER-4シリーズと比較して解像度ではやや劣りますが、再生帯域はER-4シリーズよりも広いです。低音はいつものSHUREらしくややディレイ掛かった膨らみのある低音が印象的で、特筆すべきは高音で非常にクリアではっきり鳴ります。ハイハットの「チッ」といった軽いタッチの音も鮮明に綺麗に強調され気持ちよいですね。バランスは良くE5のような変なクセはありません。
作られた音に慣らされたいわゆる一般の方でも通常のイヤホンからステップアップした時に一聴して誰もが明らかに「音質が飛躍的に向上した」と耳で感じられるモデルです。EtymoticのER-4では一聴して万人が賛美するかと言うと疑問です。
個人的にはEtymoticのER-4シリーズと好対照なイヤホンだと感じます。Etymoticが原音再生の道を歩むならばShureは楽音再生の道を歩み、今まで席の空いていたER-4と同レベルで語れる「趣向の違う商品」がやっとリリースされたかという感じですね。
また、E4シリーズには様々な型番があり大変わかりにくいのですが、整理してみると、まず色ですが、 E4Cが白/グレー、E4C-N・E4Gが黒/マットブラック、E4(無印)が濃いグレーとなります。ユニットは「E4=E4C=E4C-N=E4G」ですので音質的には個体差以上の差違はありません。また、E4C-NとE4Gは「本体」は全くの同一品で「型番」と「パッケージデザイン」が違うのみとなります。これはSHUREの戦略で「PSPを初めとするゲーム市場への布石で、新たに販売チャネルを構築する意図と狙いがあり、その為あえて同じ品をGAMING-EDITIONと定義した」との事です。尚、付属品に関しては「E4G」にのみ「専用イヤーサポート」が付属されます。ちなみに「C」は「コンシューマーのC」で、「-J」は「ジャパンのJ」つまり日本語verの事です。外箱や説明書が日本語であるとの事です。正規代理店(ヒビノやサウンドハウス)商品は現在すべて「-J」の日本語verですので一部表記が省略されているようです。また、「E4C-N・E4G」は「E4C・E4」に比べコード長が約12cm程短くなります。また、現在のE4シリーズはどれも「MADE IN CHINA」となります。
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販売店 | 表示価格 | 送料 | 合計価格 |
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買取店 | 買取上限金額(キャンペーン倍率適用価格) |
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¥ |
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クラシック | 5.0点 |
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ジャズ | 5.0点 |
ポップス | 5.0点 |
ロック | 5.0点 |
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クラシック | 3.8点 |
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ジャズ | 4.5点 |
ポップス | 4.9点 |
ロック | 3.9点 |
SHURE E4cをレビューします。
以前E3cを使っていましたが、低音が不足気味だったので低音部を改良したというe4cに乗り換えました。
E4cもE3cと同様SHUREの特徴であるチューンド・ポート・テクノロジを採用しているので延びのある高音がきれいです。E3cの欠点であった低音部もユニットの改良により迫力がだいぶ出てきてクラシックなどの曲を聞く際にはE3cとの違いを感じます。
カナル式はイヤーパッドの取り付けで低音の聞こえ方が大きく変わりますが、フォームイヤパッドだと取り付けが楽で機密性も一番高いです。よくER-4と比較されますが、「音楽を楽しむ」と言う点で言えばE4cがER-4よりも優れていると思います。
公式HP等にも帯域が記載されていませんがER-4≦E4c程度です。価格面で余裕があるのであればお勧めできるイヤホンです。
E4cのレビューです。
私は、E3c=>E5c と結構長い間使ってきましたが、今回のE4cは、一言で言うと、ある意味正当派ですね。旧来Shureのイヤホンというと、ステージ用ということもあり、特定のジャンルに特化した、ある意味味付けが施されていました。そんな中登場した、E3cはある意味コンシューマ向けにフラットにリアレンジされた、ものすごくオーソオドックすなイヤホンでした。しかし、そのオーソドックスな味付けが、E3cの魅力を半減させていたことはいうまでもありません。
そんななかで、水星のように現れたこのイヤホンE4cは、その前作E3cをベースにShureらしさを込めた逸品になっています。
適度な艶もありつつ、ダイナミックレンジも広い、E5cよりも融通がいくケーブルで取り回しもなかなか悪くはないです。
とりあえず、しばらく使ってみて、追ってレポートします。