ULTRASONE
PROline750
ドライバーとして最も剛性の高いチタン鍍金を採用したヘッドホン。
カテゴリ | ヘッドフォン |
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形式 | ダイナミック |
タイプ | 密閉型 |
再生周波数帯域 | 8〜35,000Hz |
インピーダンス | 30Ω |
感度 | 94dB/mW |
ケーブル長 | 約2.0m (カールコード) |
プラグ形状 | 3.5mmステレオミニ/6.3mmステレオ標準 (金メッキ) |
重量 | 約295g (コード除く) |
[市場価格帯]価格 :Discontinued[生産完了]
PROline750は密閉型のヘッドホンです。
ヘッドフォン・ドライバーとして最も剛性の高いチタン鍍金を採用しました。この高剛性が可能とするのは、ソースの再生における極上の精度と忠実性です。外部とのアイソレーションが十分にとれる設計を施したイヤーパッドは、特別開発のベルベット素材でカバーリング。長時間の作業を快適かつストレスのないものにしま す。
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販売店 | 表示価格 | 送料 | 合計価格 |
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PROline750はディスコン(生産完了)の為、流通在庫もしくはオークションで探すしかありません。 |
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クラシック | 5.0点 |
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ジャズ | 5.0点 |
ポップス | 5.0点 |
ロック | 5.0点 |
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クラシック | 4.1点 |
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ジャズ | 4.2点 |
ポップス | 3.4点 |
ロック | 3.7点 |
現在、まだまだエージング途中ですが、PROline750の簡単なインプレを。
購入後1ヶ月、少しづつ音が落ち着いてきました。
PROline750の特徴の、最もたるところは、“とにかく見た目が安っぽく、格好悪い”事です。学研の付録か、それともビッグワンガムのオマケか? と思うほどの質感とデザインです。折りたためますが、折りたたんだ方が通常時よりでかいんで、あまり意味がはありません。酷く硬いケーブルが、何故か後ろ方向に伸びていて、肩に当たってタッチノイズも酷いです。側圧も非常に強く、装着感はほぼ最悪で、ご自慢のベルベットのパッドも用を成してません。
その分、音質に予算つぎ込んでますって感じの音が鳴ります。手持ちのA1000と比べても、A1000を凌駕する程解像度が高く、分離も良く、スピード感もあり、爆音でもビビらない…ビビるどころか逆に解像度がよくなる程。A1000で感じ取りやすい、チタン素材による“金属的で不快な付帯音”も比較的少なめです。
繋げる機器を良いものにすればするほど、素晴らしくいい音を奏で、正に“edition7廉価版”と呼べる音が鳴ります。勿論、edition7とは音質において価格分程の格差が有りますが、十分に、生音に近い現実味のある音が激しく主張しあって、鋭く耳に襲い掛かって来ます。音が鋭く、モニター用途のヘッドホンの為、向いている音楽は特に有りませんが、最悪の装着感と、聴き疲れしやすい音質傾向に慣れれば、どのジャンルも問題なく聴けます。
ちなみに、ポータブルやミニコンポ直刺し等のダメな機器に繋げると、ノイジーで、低解像な酷いヘッドホンに豹変するので注意が必要です。ポータブルへの接続時の解像度はCD900ST以下まで落ちる言うと、どれ程落ちるか判ってもらえると思います。
安っぽい(笑)箱を開けると、シックなデザインの内箱が出てきて、内箱の仰々しいULTRASONEマークの封を開けると、中には、商品説明書、2mカールコード、3mストレートコード、携帯用バッグ、標準→ミニ変換プラグ、交換用イヤーパッド、エージング用CDと、沢山のおまけが入っていて、ヘッドホン本体の安っぽさを補うほどの、所有感と満足感があります。
CDは高音から低音まで満遍なく、様々なジャンルの音や楽曲が入っていてエージングの他にも聴き比べ用としても、結構役に立ちます。
外見や装着感は置いといて、音質とおまけから非常にコストパフォーマンスが高いヘッドホンだと思います。
点数は、A1000やW1000の評価との相対評価で、
Classic 4.1(A1000よりも解像度が非常に高く、音に現実味があるため)
Jazz 4.2(A1000よりも解像度が非常に高く、音に現実味があるため)
Pops 3.4(楽器の主張が強すぎて、相対的にボーカルが濁って聴こえるため)
Rock 3.7(スピード感と臨場感があり、低音もかなり強めなため)
と、言った所です。