わずか140gの超軽量ボディのスタイリッシュなヘッドホン。別名 ae(around-ear headphones)とも呼ばれています。
BOSE/Triportは密閉型のヘッドホンです。わずか140gの超軽量ボディに、最新の音響工学・物理学・材料工学・心理音響学などさまざまな研究成果を凝縮。
装着してまず一番に思うことは「非常に軽い」ことですね。付けている事をほとんど感じさせない軽さです。さらに、TriPortの楕円形のイヤパッドが完全に耳を覆い隠してくれるので好感触。側圧も丁度良いレベル。TriPortの装着感にはあらゆるヘッドホンの中で最高レベルと言っても過言ではないでしょう。TriPortの音質に関しては、低域重視の力強い鳴り方が特徴。良くも悪くもボーズっぽいサウンド。ベースの唸り、バスドラムの響きが濃厚で面白い。また、中〜高域にかけても割と伸びるがソースによっては高音の輝きが低音に打ち消され気味になる事あります。解像度はそこそこでレンジは広い。決してフラットな特性ではありませんが、非常に音楽を楽しめるヘッドホンですね。ロックやポップスなどが好みで、低音の効いた鳴り方が好きな人にはおすすめ出来ます。
TriPortは折り畳みが出来ないのでややポータビリティに不満が残りますね。コードも両出しタイプなので少し邪魔な感じもあります。しかしながら、ポータブル機器でも十分鳴らせる機能性の高さから屋外で気軽に使うにはなかなかのモノ。通勤・通学はもちろん、抜群の軽さ・装着感の素晴らしさから、屋外スポーツ・犬の散歩に威力を発揮するヘッドホンですね。スケートボードの練習などする方にもおすすめです。
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※掲載データはTriPortの『周波数特性・矩形波の再現性』です。ただし22.05KHz以上の成分は出ていません。なおデータは独自ルールにより補正してあります。あくまでも参考程度とお考え下さいませ。万一、相違等がありましても一切の責任は負えません。
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クラシック | 5.0点 |
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ジャズ | 5.0点 |
ポップス | 5.0点 |
ロック | 5.0点 |
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TriPort届きました!!
全体的に音の解像度はいいと思います。ジャズ(BillEvans、CannonballAdderley)なんかを聞いてみても、ドラムをブラシでたたく音も、サックスの息遣いや、音の柔らかさもきれいに聞こえてきます。よく低音が強く高音が弱いといわれますが、あまり気になりませんね。ベースは確かに力強く響いてますが、高音も負けないくらい(?)きれいに出ています。HIPHOP系(EMINEM、Nellyなど)を聞いてみたのですが、こういった低音を重視した曲ですと、確かに低音が大きく聞こえるかもしれません。Rock(Queen、GreenDay)などに関しては、そつなく出てる感じがしましたね。ただ、低音の響きがよいのでベスドラやベースが強い気がしますね。低音が強いというより、響きがよいといったほうが正しいでしょう。低音がよく響き高音がよく伸びる。そういった感じでしょうかね。
つけ心地ですが、文句なしですね。少しの運動、ではまったくズレませんかといって側圧も強くなく長時間の装着にもまったく問題なしです。
デザインは確かに安っぽいと思う方も多いと思います。実際、自分も箱を開けたときは、意外と小さいと思いました。しかし、このサイズでこの音質は驚きました。Simple is best.とはよく言ったものです。音がよければ外観なんて気にしないといった感じですね。外出や、運動時にも軽くて便利ですし。
ボーズのトライポートを横浜のマルイで試聴させてもらいました。まず、装着感の良さに驚きました。とにかく軽いです。他にも耳に干渉しないような形のイヤパッドになっていたり、ヘッドバンドの部分がウレタン素材で覆われているなど、随所に装着感をよくしようとする工夫が見られました。
EJ2000+PortaCorda IIに繋げさせてもらって試聴したのですが、音の傾向はかなり低域寄りだと感じました。解像度はさほど高くありませんでしたが、低域の量感がかなり豊かで、そういう傾向の音が好きな人にはかなり楽しめるヘッドホンではないかと思いました。遮音性は他の普通の密閉型に比べると少し低いみたいです。横でスピーカーが鳴っていたのですが、かなり音量を上げないとその音が気になってしまいます。デザイン・質感については、少々安っぽいところがあるものの、外で着用していて恥ずかしいと思うほどではないなと思いました。色味も落ち着いてますし、それほど大きくないです。結論として、現時点で、遮音性を強く必要とする場面以外での外使用のヘッドホンとして、かなり有力な候補になりうると思いました。
試聴するまでは19800円という値段は多少高いかなと感じていましたが、音質もER-4xのようなストイックな音ではないものの、気軽に聴いて楽しめる音で、外使用には向いているし、何より、その軽さ、装着感の良さが素晴らしいので、値段分の価値はあるように思えます。
かなり、べた褒めしたレビューのように読めますが、結局自分は購入を見送りました。それは以下の理由からです。
(1) 図書館のような特に高い遮音性を必要とするところでの使用に多少の不安がある。
(2) オーバーヘッドタイプのものは髪型の崩れを心配しなければいけない。
(3) 小さいといってもやはりかさばる。
(4) 中域の解像度が不満で多少くぐもって聴こえる。
(5) 高音の華やかさが物足りない。
これに加えて、自分は外使用にER-6とポータプロを併用して使っているので、この二つでトライポートの使用場面が補えてしまうというのもあります。ともあれ、使用用途や音の好みが合う人にはかなり満足できるヘッドホンではないかと思います。